開業応援塾Season5 第2回目のお知らせ

開業応援塾Season5 第2回目の開催が近くなって参りましたのでご案内です。

開業応援塾Season5 第2回「患者さんの心を診る技術」
2/11(日) 11:00~16:00(9:30~事例相談会あり)

以下、塾長の井出より皆様へ

開業応援塾第5期 2講目のお知らせです

第2回目は、「患者さんの心を診る技術」についてお話します。

具体的な内容は、PIPC(Psychiatry In Primary Care)の実践講座です。PIPCとは、米国内科医・精神科医のRobert K Schneider先生が、内科医のための心の診かたの教育プログラムとしてつくったものです。米国内科学会で行われていたセミナーを私は日本に導入し、現場臨床で磨きあげました。私は10年にわたってPIPCセミナーを全国で講演しつつ、近隣の湘南鎌倉総合病院と湘南藤沢徳洲会病院でも研修医を対象にそれぞれ年6回のセミナーを7年間続けてきました。信愛クリニック内部でも50名を越える医師を育ててきた実績に基づいて、実践的に教えます。

開業するにあたって標榜科が何であろうと、心療対応は開業医として必須です。
心療対応できるかどうかで、恐ろしいほど主訴解決力に差がつきます。
当然、それは患者さんの満足度の差となります。

頭痛・めまい・耳鳴り・喉の詰まり・胸部不快感・動悸・胸痛・腰背部痛・心窩部痛・腹部膨満感・ガスの問題・手足のしびれ・その他不定愁訴・体調不良・不眠・・・

これらのほぼ全てが、心療対応によって見事に解決します。
あなたは、喉の詰まり感で精査をして器質的原因を確認した例を、今までに何例経験しましたか?
動悸を訴える人は多いけれども、抗不整脈薬やアブレーションにて対応する例は年間に何例経験しますか?
今まで機能性ディスペプシアと名付けて対応していたけれども、もしもFDが心療対応で完全解決するとしたら、そのような患者さんは何人くらいいますか?
私達が直面する愁訴のうち、思いのほか多くが、心の問題を反映した症状なのです。

PIPCとは、あなたを精神科医にするシステムではありません。
循環器内科医が、動悸を訴える患者さんの問題解決をするためのPIPCであり、消化器内科医が腹痛に対して真の解決を提供するためのPIPCです。

知識や技術はコンパクトに伝達しつつ、臨床現場での実践について徹底的にトレーニングします。この6時間で、あなたは確実に自分の診療が進化することを実感することでしょう。
PIPC研究会が主催するPIPCセミナーに出席した経験がある方にも、お勧めいたします。

開業応援塾は1回で完結となっております。
ご興味のある内容、ご都合のつく回のみ参加でも大丈夫です。
皆様のご参加をお待ちしております!!

次回は3/25(日)「院長のための会計学」を予定しております。
こちらのご参加もお待ちしております。

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